チョコレート工場の秘密

チョコレート工場の秘密「チャーリーとチョコレート工場の秘密」見に行ってきました。
チョコレート工場の作りはもちろん、小道具の使い方、風刺の効いたキャラクター達、楽しい音楽が素敵。
元々が児童書ですから物語はストレートに素直に着々と進むため、もしかしたら展開的に大人には物足りない方もいるかも。でも子供から老人までハリポタよりずっと分かりやすく楽しめるのではないでしょうか(笑)
恋人や友人より家族で見てほしい映画。
以下ネタバレを含む感想です。白文字で書いていますので、反転してご覧下さい。多少苦い意見も。

原作にはないウォンカのトラウマ話。
あれ、もうちょっと何とかならないのかな…。ウォンカという人物の人間性を描くのも、父親とのベタな和解も別に嫌ではないけれど、あった方が良かったのかというとちょっぴり疑問。
何か言われる度に過去にトリップして本筋がぶちぶち切られてしまうのも「うーんまたか」という感が否めません。EDのためには必要な描写だったのだと思うけれど、それはEDまで行ってから思えることで、今になって会って数分の人たちの些細な一言一言でしょっちゅうトラウマってるのが不自然に感じました。


GJ度は1位がリス、2位ウンパルンパ、3位ジョージーナばーちゃん。
リスすごいよリス。中身確かめてるの超笑った(笑)
ウンパルンパの中の人は1人で約230人分演じたとかなんとか。歌にダンスに芝居にナレーションに大活躍。見せ場はほぼこの人が作った。
ジョージーナおばあちゃんは一言が深い賢者。チャーリーはいい家族がいるよ!(おばーちゃんの中の人、どこかで見た人なんだけど、何の役だっただろう…)
チャーリーも「素直な優しい子」のイメージを壊さない可愛い子でしたが、拾ったお金で迷わずチョコレート買いにいってるんですよ。
良い子は拾ったお金で速攻お買い物しませんよ?
原作では結構葛藤があったような気がするんですが思い違いですかね(笑)
罪悪感を感じながらも誘惑に勝てずにチョコを買ってしまう感じがしていたので、一目散にチョコ買う姿に思わずツッコミ。
あとチャーリーのママは大竹しのぶに見えた。
そしてウォンカはマイケルジャクソンに見えた。

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