sbでエントリーリストの日付表記を変更するカスタマイズ。
sbのファイルを直接書き換えますので、テキストエディタが必要です。
また、すべてのテンプレートにおいて共通の表示になります。
(sb1.16Rにて動作確認をしています)
※SereneBachの場合は、管理画面>テンプレート>設定にて設定できるようになっているため、この後の説明を読む必要はありません。
libフォルダの中にあるsbcommon.plをテキストエディタで開きます。
91行目から始まる【# 時刻表記フォーマット】を見て下さい。
これらは環境設定の「時刻表記」の選択肢と繋がっています。照らし合わせるとどれが何かは大体察しがつくと思います。
(JpnNum→日本式、EngShrt→英式(短縮形)など)
ここではわかりやすくJUGEM互換形式を例にします。
▼JUGEM互換モードでの日付表記の設定場所
(エディタでは1行で表示されているはずです)
'JUGEM' => {'entry_date'=>'%yr.%mo.%dy %Wk', 'entry_time'=>'%hr:%mi', 'msg_time'=>'%yr/%mo/%dy %hR:%mi %HR', 'dateinlist'=>'(%mo/%dy)', 'time_lang'=>'en',},
この内で、リスト表示に使われる日付の部分はここです。
'dateinlist'=>'(%mo/%dy)',
%moは06や11など数字2桁の月を、%dyは日付を表しますので、この設定だと(07/01)という風になります。
▼注意すること
・sbcommon.plのファイルをコピーしてバックアップをとる
・大文字と小文字を間違わないように
・余計なスペースが入ったり記号を消さないようにする
・dateinlist以外は別箇所の設定になるので不用意にいじらないように!
・サイドバーの幅に収まるように選びましょう
(英語表記フルスペルだとDecemberとか長いですから)
▼時刻フォーマットを選ぶ
これらがsbの対応時刻フォーマットです。
%yr : 年 %Yr : 年(2桁表記)
%mo : 月(2桁数) %MO : 月(言語依存 / 短縮形)
%mO : 月(言語依存) %Mo : 月(数)
%dy : 日(2桁数) %DY : 日(数+st/nd/rd/th) %Dy : 日(数)
%wk : 曜日(短縮形) %Wk : 曜日
%hr : 時(2桁表記) %Hr : 12時間表記(0-11)
%hR : 12時間表記(1-12) %HR : AM/PM 表記
%mi : 分(2桁表記)
%sc : 秒(2桁表記)
'dateinlist'=>'★この部分★', にそれぞれの記号を代入してやることで表記を決めていきます。「'」や「,」を消さないように注意して下さいね。
※言語依存は'time_lang'=>'en',がenなら英語表記、jaなら日本語表記になります。Sundayと日曜日のように。
▼書き換え方の例
▽「06.30.Thu」2桁の月日+曜日の短縮形
'dateinlist'=>'%mo.%dy.%wk',
▽「Jun.30」月の名前(省略形)+日
'dateinlist'=>'%MO.%dy',
▽「June.30」月の名前(フルスペル)+日
'dateinlist'=>'%mO.%dy',
▽「2005/7/1」年+月日(2桁表示ではない方)
'dateinlist'=>'%yr/%Mo/%Dy',
▽「05.07.01(Sun)」2桁の年・月・日+曜日
'dateinlist'=>'%Yr.%mo.%dy(%wk)',
▽「07/01(14:00)」2桁の月日と時間(時:分)
'dateinlist'=>'%mo/%dy(%hr:%mi)',
こんな感じで好きな組み合わせを決めて下さい。
▼仕上げ
保存して、FTPでサーバー上のlibフォルダのsbcommon.plに上書き。
管理画面の環境設定から時刻表記を「JUGEM互換」へ。
「すべてを再構築」で全ページに適用されます。
※適用する前に表示確認をしたい場合
FTPで上書きし環境設定変更後、適当なエントリを作り下書き保存をします。
「現在の状態を確認する [非公開]」をクリックすると、リストの日付が書き換えたものになっているはずです。気に入らなければやり直して再度FTP上書き→下書き保存をし直してプレビューで確認…とテストすることができます。
エントリは次の記事用に使うなり削除するなりお好きにどうぞ。
▼応用編
'JUGEM' => {'entry_date'=>'%yr.%mo.%dy %Wk', 'entry_time'=>'%hr:%mi', 'msg_time'=>'%yr/%mo/%dy %hR:%mi %HR', 'dateinlist'=>'(%mo/%dy)', 'time_lang'=>'en',},
entry_dateはエントリーの日付、entry_timeはエントリーの時刻の独自タグに代入されます。msg_timeはコメントとトラックバックの時刻表記の独自タグに代入されるものです。
リストの日付と同じ要領で各表示を変更することもできます。
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